2022.11.15 COORDINATE

リッツショールーム・オリジナルジュエリー【バゲットシリーズ】

リッツショールーム・新作オリジナルジュエリー
【バゲットシリーズ】

バゲットダイヤモンドとは、バゲットカットをほどこしたダイヤモンドです。
GIA（Gemological Institute of America）の定義では、
両端がストレートまたはテーパードされた長方形の
小さい”ステップカット”のダイヤモンド。

逆さまの四角錐状かつ長方形でそこにはおよそ20のファセット（宝石の”面”）があり、
階段状に平行に”ステップカット”されています。
エメラルドカットも代表的な「ステップカット」。
（バゲットとは異なり隅が四角でなく斜めにカットされます。）
スクエアに近いバゲットもあれば長細いタイプと
そのプロポーションはさまざま。

《GIA（Gemological Institute of America）ウェブサイトより引用》
『バゲットダイヤモンド：歴史的概要
フランス語の翻訳では竿または棒ですが、Randle Cotgraveの1673年出版『French and English Dictionary（仏英辞書）』によると
「小さい宝石」という意味もあります。
バゲットは、当時「宝石」という意味を持ち、
現在は「指輪」という意味のフランス語”bague”の呼称です。
早くも16世紀の半ばから知られていた細長いテーブルカット、
ホグバックから進化したものであると信じられています。
当時はモノグラムや宝石を散りばめた文字（例えば、所有者のイニシャルなど）を作るために使用されていました。
アールデコの時代のジュエリーデザイナーは、その後数十年に渡りこのすっきりとした線と幾何学的な形状を好みました。
現在知られているような、人気のあるサイドストーンという意味を持つ英語「バゲット」は、20世紀に初めて使われるようになりました。
形がよく似ている長くて細いフランスパンにちなんでこのダイヤモンドカットの名称が付けられたと信じる方もいます。』